松江市の小児科　たくわ小児科クリニック

小児科を専門としたきっかけ
小児科の医師になる夢に導かれました。

実は、小児科以外の医師になるつもりで赴任先も決まっていました。その数日前、小児科の医師になる夢を見たのです。翌朝、このまま赴任してもよいのかと悩みながら、不安な気持ちを半分持ちつつも新たな導きを感じて、からだは無意識のうちに小児科医局へ向かっていました。

しかし、入局後もこれでよかったのかと自問自答する日々の中、自身を鍛えてくれる先生の真摯な姿勢を見て、この道で生涯行こうと思うようになりました。その後、その恩師は亡くなりました。その出来事から、次世代を担うこども達を大切にしたいという気持ちがはっきりしたのです。一人ひとりが健やかに成長でき、健康を願うことができる小児医療へ進もうと心が決まりました。

医師としてのやりがい
こどもの成長を感じ、元気で笑顔になる姿を見るとこちらまで嬉しくなります

こどもは素直なので、しんどい時は苦しそうな表情を、元気になると笑顔になります。つらそうな子が笑顔で元気になるのも目に見えるのでそういった時はやりがいを感じます。親御さまからありがとうと感謝の言葉をいただくのも嬉しいです。

また、小児科を続けていくと成長を間近で見られるという喜びに出会うことができます。小さなこどもだった子が大人になってから自分のこどもを連れてきてくださったり、手の施しようがないやんちゃな子が、敬語で話すようになったりとそういった場面にも遭遇できることは、小児科冥利に尽きます。

こどもを診療する上で気をつけていること
小さな患者さまだからこそ目線を合わせ、表情から気持ちをくみ取りながら接します

当クリニックでは診察をする上で「おもてなし」を大切にしています。患者さまは小さいこどもですが、目線を合わせながら丁寧に、いろいろ配慮しながら診察するように心がけています。たとえば、声をかけながら、ちょっとした表情から気持ちをくみ取ったり、優しい話し方をしたりします。

また、付き添いの親御さまにも分かりやすい言葉で詳しく丁寧な説明をおこなっています。

対応している検査・治療
インフルエンザや溶連菌などの感染症の迅速検査やアレルギー疾患にも対応

血液検査などで痛い思いをする前に、できるだけ分かる範囲で診断をつけるように努めています。そのために迅速検査を充実させるようにしています。感染症の検査としてはインフルエンザはもちろんのこと、溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、マイコプラズマなどに対応しています。

また、アレルギー疾患の治療もおこなっており、アナフィラキシー対策としてエピペンも取り扱っています。特にエピペン処方の際は、特別に約30分の時間枠を確保いたします。その中で、エピペン使用の際のポイント（使用するタイミング等）を解説した約10分間の動画を一緒にご覧いただき、その後、十分にご理解いただけるよう再度説明をさせていただき、エピペン注射後、救急外来受診の際の「診療情報提供書」も併せてご準備いたします。

来院される患者さまのお悩みごと
大丈夫だろうと自己判断せずに受診を。親身になって相談をお伺いします

当クリニックでは、夜尿症(おねしょ)、身長・体重などの発育に関する相談、親御さまの子育て相談にも応じています。ご相談で時間が必要な場合は、診療終了後に別枠を決めてお話を伺うことも可能です。子育て経験者のスタッフもおりますので、クリニック一丸となって対応いたします。

お子さまの体調はいきなり発熱したり、コロッと元気になったりと変化が激しいです。受診に迷われることもあるかと思いますが、親御さまで判断されず、まずは一度受診してください。また、今はインターネットなどで情報があふれているからこそ、きちんと情報を選別することが大切です。間違った情報から不安を大きくしてしまうこともあります。

親身になってお伺いいたします。受診に迷われる場合は、お電話でも大丈夫ですので、ご相談ください。